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【絵の描き方講座まとめ】髪の毛の書き方・描き方まとめ【pixiv】

目次
- 厚塗りのやり方まとめ
- そもそも厚塗りって何?(下調べ)
- 厚塗りのやり方まとめ(pixiv編)
厚塗りのやり方まとめ
ただまとめるだけでは誰がやっても変わらないので、個人的な感想と評価を入れていきたいと思います。評価を見てその講座を見るかどうかを決める判断材料になればいいと思っています。もっといい講座があるよ、という意見があればコメントで是非お願いします。 |
1:pixivの厚塗りの描き方まとめ(今回の記事) 個人的なランキングです。ブックマーク数が多くても、私が好ましくないと感じたらランキングを落としたりしています。また、ブックマーク数は記事作成時の数値です。 |
2:日本のサイトの厚塗りの描き方まとめ(pixiv以外) |
3:海外のサイトの厚塗りの描き方まとめ(hair tutorial) |
そもそも厚塗りって何?(下調べ)
厚塗り(インパスト,グラッシ)とは
厚塗り:(アナログにおいては)画材の厚みを利用した技法。透明度が低い画材を使った技法。 ガッシュ(耐水性があるアクリルの絵の具)や油彩などの不透明な画材を用いた技法を指す場合もある。 (備考)デジタルにおいてはそもそも厚みの概念が存在しない。しかし、デジタルにおいてもアナログでいう厚みを再現するような方法もある。主線がない、色が濃い、リアル調といったカテゴリーに分けられている(参考:pixiv辞典)。 インパスト(impasto):油絵で,絵の具を厚く盛り上げて描く技法。厚塗り(weblio辞書)。 グラッシ(glacis):油絵の伝統的な技法の一。薄く溶いた透明な油絵の具で,すでに乾いた絵の具層の上に薄く塗ること(weblio辞書)。
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明るい色は明るい色で、暗い色は暗い色で、下の色を覆い隠すように塗り重ねていくそうです。マットな塗り方とは違うそうです。 マットな塗り方とは、テカリやつやがない落ち着いたトーンの色合いの塗り方ですね。アニメのような塗り方がマットな塗り方がそうですが、アニメは基本的にペンキで塗りつぶしたような色で、重ね塗りはしないですよね。 |
厚塗りの基本
と合わせて読むといいと思います。りんごをどのように厚塗りするかについて書かれています。
厚塗りの方法のサイト
CLIP STUDIO PAINTの厚塗りについての説明がわかりやすくていいと思います。厚塗りのためのレイヤーの設定、ペンの設定、馴染ませ方の設定なども説明されていてGOODです。やはりプロの人の説明は分かりやすいですね。
グリザイユ画法とは
グリザイユ画法(Grisaille):モノクローム(1つの色)で描く方法。色は灰色や茶色が使われる。グリザイユとは灰色という意味です。灰色の上に色をオーバーレイなどで重ねて作品を完成させる技法がグリザイユ画法なのです。グリザイユ画法も厚塗りの一種なのです。 グリザイユ画法をデジタルなどで使うメリットしては、時間が短縮できるそうです。また、光と影の具合がわかるようになり、より立体的に絵を表現できるようになります。 |
【グリザイユ画法のやり方のサイト】 1:グリザイユ画法を使ってイラストを制作する方法 2:【イラストのカラーリングが上達するグリザイユ画法・メイキング動画付き】このグレースケールを覚えておけば、色塗りの達人になれる! 3:スピードとクオリティを高められるグリザイユ画法で年賀状の絵を作成してみた。 |
厚塗りのやり方まとめ(pixiv編)
第1位:グリザイユ画法とクリスタ使った描き方講座(クリスタ)
評価
ラフ画の描き方からグリザイユ画法の方法まで説明されていてGOODです。グリザイユ画法はグレースケール(モノクロ)から着色していくのですが、「粘土細工をしているイメージ」という表現が的確でいいですね。筆は「濃い水彩」や「水多め」、「滑らか水彩」などを使い分けていくそうです。
「新規レイヤーを作り、モノクロ画の上に配置。クリッピングマスクに指定し、レイヤーモードをオーバーレイにして肌色で着色します。」とありますが、初心者の人は「?」と思うかもしれません。クリッピングマスクやオーバーレイなどの基本的なテクニックをまずは調べてから講座を改めて見ると理解しやすいです。
クリッピングとは下書きしたレイヤーからはみ出さないようにする機能です。オーバーレイとは、明るい部分をより明るく、暗い部分をより明るく表示する機能です。
クリッピングとは:下塗りした範囲からはみ出さずに塗る方法 例(クリスタで)色を塗った球体を用意する もうひとつレイヤーをつくり、左クリック後に「下のレイヤーでクリッピング」を押します。 このような表示になると、クリッピングできているということになります。ためしにレイヤー2で適当に描いてみたいと思います。 下塗りからはみ出さずに塗れていることがわかります。 |
(10)オーバーレイ
上位レイヤーの色と下位レイヤーの色を判断して、明るい部分をより明るく、暗い部分をより暗く表示します。明るい部分は[スクリーン]、暗い部分は[乗算]の効果が現れます。
第2位:女の子顔絵メイキング【厚塗り】(SAI)
評価
丁寧でいいですね。文字も見やすく、説明も具体的で詳細にされています。レイヤーはどうなってるか、筆はどんなものをどの数値で使っているかなども目視できてGOODです。顔の厚塗りは、影になる部分の濃い色をイメージしてベースにするそうです。灰色じゃなくても良いんですね。
やはり色の使い方と影の使い方は基本中の基本ですね。反射光やハイライトなどの説明もされています。水彩筆や鉛筆の使い分け、明暗や彩度の使い分けなど事細かく説明されています。
第3位:厚塗り顔メイキング(SAI)
評価
ブックマークの数値では2位です。正直2位と比べたらわかりにくいです。しかしこの技法を習得できればプロ絵師に一歩近づけると思います。SAIで描かれています。ラフを描き、それに下色を入れます。灰色ではなく、すこし茶色がかってますね。そこから光源を意識して影を描いていきます。そこから乗算で立体感を出していき、仕上げにハイライトを入れたりして完成ですね。
これをマスターするためには、色の理解と、影の理解と、乗算についての理解が必要不可欠ですね。色を数値化して説明されていないので、自分で色を決める必要があります。こうした顔が横向きになればどういう影になるかなど、応用して使えるようになるといいですね。
この講座の著者は目の厚塗りについての講座も作っていますので、是非参考にしてみてください。説明は荒いですが、中上級者にとってはこのくらいの説明でも分かるかもしれませんね。
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