【顔の立体性】顎の三角形、耳の位置と幅、鼻の位置と鼻の幅、目の位置、口の位置について考察
目次
顎(あご)の三角形について
1:顎の三角形とはなにか?
綺麗な三角形ではないですが、あごの部分は正面と側面の両方に「三角形」ができます。このあごの三角形を意識することによって、顔の立体性を表現できます。
あごを下から見ると、耳元からあご先端にかけてのラインと首につながるラインとが細長い三角形を作っています。
三角形を意識することで、どんな角度からでも顔がかけるようになるので、しっかりと三角形の形を覚えていきましょう。
耳の位置と目の位置の関係
1:耳と位置と目の位置の関係
顔の立体性・割合についての記事でも扱いましたが、ちょうど目の高さの位置が耳の始まりの位置に、眉の高さが耳の一番上の位置に、鼻の位置が耳の一番下の位置に該当しています。
耳はどの位置なのでしょうか。さらに、耳はどのくらいの幅なのでしょうか。この図は縦が1:1:1と1の1/2の図です。目の位置はちょうど1の1/4の位置にあります。全体の1/2の位置です。横幅は目の位置に、1:1:1の1を左右に付け足した長さです。詳しい説明はこの記事でも扱っています。
縦の分割(1/2:1:1*:1**)を順に言っていくと、1/2が頭頂から生え際、1が生え際、1*が眉毛、1**が鼻の下となります。
重要なのは、耳の位置が1*と関係するということです。さらに、全体の1/2の位置も関係します。詳しくは次の項で扱います。
2:耳と位置と目の位置の関係、及び幅の関係
ポイント1:耳の始点は目の高さ 横幅は、1:1;1の1の半分を横幅に足した地点にあります。横幅全体は、1:1:1の、1が2個分です。詳しくは図で説明します。 |
ポイント2:耳の終点は鼻下の高さ |
(前提の整理)
1;適当に丸を描く(もちろん正確に書いてもいいです)
2;十字を描いて四分割
3:さらに縦の線を六分割
4:六分割したうちの、1分割を下に加える
この時点で、1/2(1分割):1(2分割);1*(2分割);1**(2分割)が完成します。1/2~1は頭頂から生え際、1~1*は生え際から眉、1*~1**は眉から鼻下、1**は鼻下からアゴになります。
5:眉から鼻の部分、1*~1**の部分を、さらに分割
ちょうど1*~1**の1/4に当たる地点が目の位置になります。
6:さらに横幅も六分割
横幅を六分割することで、顔の幅がどのくらいかを確定させます。ルーミスによれば、目の位置における眉から鼻下にかけての長さ(1/2:1:1:1における1の長さ)の二倍の幅が、正面の顔の幅になるといいます。
7:余計な部分をカットしていきます。
8:(目の幅)目の位置から、鼻下にかけての位置を2倍した幅が、両目と、目と目の間の幅の幅になる。
9:(横の場合の耳の幅と高さについて)耳の高さは眉から鼻下にかけて、幅は全体の1/2の位置から、横を6分割した時の1分割分の長さになる。
3:耳の幅(正面図)
これだと耳が少し大きいです。球をすべて使いきろうとすると、耳が大きくなってしまいます。
ルーミスによる耳の幅はこのくらいです。先ほどの耳の半分くらいですね。目の大きさをaとすれば、だいたい1/2aとなります。
だいたい耳の端までの幅が、目の幅と同じくらいです。
鼻の位置と鼻の幅について
1:鼻の位置と幅
ポイント1:鼻の位置は1/2:1:1*:1**:の、1から1*の地点にある |
ポイント2;鼻の幅は、横も縦と同じように1/2:1:1:1:したときの、1の1/3地点にある。。 |
もう少し詳しく説明します。
目の位置と目の幅について
1:目の位置と幅(横顔)
1:球をかいて、十字を作り、縦の線と横の線を6分割 正面図ならば、縦にその6分割のうちの1分割を足せばいいだけでした。横幅では、横に1分割を足します。 |
2:鼻の分割で行ったように、さらに三分割 3;三分割した線に従って目や鼻を描き込んでいく |
1:目の位置と幅(正面)
ポイント:目の位置は全体の1/2、目の幅は目と目の間の幅を足して、中央の1/2から鼻にかけての位置の二倍になります。 |
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