頭蓋骨について

1:頭蓋骨の名称について

頭蓋の名称

頭蓋骨 描き方

(https://ja.wikipedia.org/wiki/頭蓋骨)

A:前頭骨(ぜんとうこつ)

前頭骨GIF

(Anatomography)

B:眉弓(びきゅう)

眉弓

(https://www.baike.com/wiki/眉弓)

C:前頂骨->頭頂骨に訂正(ぜんちょうこつ)

頭頂骨GIF

D:眉間(みけん)

E:鼻骨(びこつ)

鼻骨GIF

(Anatomography)

F:上顎(じょうがく)

上顎骨GIF

(Anatomography)

G:オトガイ隆起(おとがいりゅうき)

H:鼻窩(びか)

I:下顎(かがく)

下顎骨GIF

(Anatomography)

J:下顎角(かがくかく)

下顎角

(https://www.weblio.jp/content/Mandibula)

K:頬骨弓(きょうこつきゅう)

L:耳道(じどう)

M:頬骨(きょうこつ)

頬骨GIF

(Anatomography)

 

2:単純化をイメージして描いてみる

頭蓋の単純化、頭蓋の描き方1

大雑把ですが、単純化はこのような感じです。ここから具体的な比率、割合、細部などを研究して知識を濃くしていきます。

3:頭蓋の比率を知る

 頭蓋の比率を知っていきましょう。頭部のプロポーションは性別や人種に無関係に、誰でもほとんど同じです。人間の頭部は基準の寸法に従っているのです。蝶々が左右均等の色や形の羽をもっているように、人間もまた左右均等のプロポーションなどをもっているのです。

 こうしたパーツ同士の関連性について学び、法則を知ることで、基本的な顔の立体性の把握に近づくことができます。基本が終われば、男性は科学の輪郭や眉間がより角ばっていること、女性の顔は卵型で曲線的であること、子供はより丸く、顔や目が大きいといった性別や年齢の違いといった応用に着手することができます。

 まずは代表的な比率からです。

基本的な頭蓋骨のプロポーション:頭頂~おでこ:おでこ~眉毛:眉毛~鼻:鼻~あご

1/2:1:1:1

目の当たりが全体の1/2の位置になります。

ルーミス本で頭頂からおでこの長さの割合の確認をしてみます。まずは『やさしい顔と手の描き方』から比率を分析します。73Pの女性の頭部構成を分析してみます。後のAFはABの2/3程度は1/2程度が正しいですね。

顔の比率2

頭頂からおでこの長さは1cmで、おでこから眉の長さは2cmでした。割合的には、 1/2:1になります。

男性のルーミス参考図を引用してみます。

顔の比率3 ルーミス参考

(https://draow85wi.blog.fc2.com/blog-entry-14.html)

やはりおでこから頭頂までは1/2ですね。男性と女性のプロポーションは大差がないことがわかりました。

プロポーションの単純化のための実験をしてみます。まず基準線1を書き、それを上に2つ足します。その上に基準線の1/2を足します。これで顔の高さができます。問題は顔の高さの半分の位置を知る方法です。1/2+1*3=3.5で、その半分は1.75です。上の1/2と1を足して1.5、下の1と、その上の1の半分を足せば1.5になります。それらを足し合わせれば3になり、中間に5の隙間ができます。この5を半分にすれば2.5になります。上からの1.5に2.5を足せば1.75、下からの1.5に2.5を足せば1.75となり、1/2を目測で描けるようになります。もっとも、定規を使ったほうが早いのは確かです。ラフで描くときは役立つはずです。

顔の比率4

ルーミス本には眉からあごの長さが、横幅に等しくなるという記述があるので、実践してみます。先ほどのように、基準線をまず書き、それを2つ上に複製して、その上に基準線の1/2をたします。下から1と、3/4に位置する点が全体の1/2になります。そして、耳からがあごにかけての2の長さ(縦)と、全体の1/2の目の位置の、2の長さ(横)が等しくなります。

顔の比率5

一般的な正面の顔の縦横比:縦がだとしたら、横は2/3になります。

頭蓋の単純化、頭蓋の描き方2

頭蓋の単純化、頭蓋の描き方3

※修正 AFはABの1/2程度

4:頭蓋を単純化して構成してみる(ルーミス編)

ルーミス 頭蓋骨のプロポーション

 ルーミスの方法では、まず球を描いてから徐々に骨格を足していく方法をとっていますね。問題はどの角度、どの方向からも球の「線」を描けるようになならないといけません。これもひとつの熟練者との「壁」ですね。資料を見て描くのもいいですが、やはり自由自在に描けると、絵の質も上がるのではないかと思います。

 どの方向からも球の「線」を描くということが、ぱっとわからないひともいると思います。すこし描いてみます。こういった球の線の法則性を理解することが、立体性の把握への重要なステップだと思います。パース(透視図法)などとも関係してきますね。スーパーボックスに入れるといった方法もあります。立体から球体を構成する手段ですね。その立体を正確に把握するのにパースが必要になってきます。

ルーミス 球の線 プロポーション 球の描き方 角度

顔のプロポーションについて

1:目のプロポーション

目のプロポーション

目の幅と、目止めの幅はだいたい等しいです。そしてこの左右の目の幅と、目の幅の間を1とすれば、その1/2が鼻の長さとなります。詳しくは次で説明します。

2:鼻のプロポーション

目と鼻のプロポーション

先ほど目の幅と、目の間の幅は等しいと説明しました。今度は、両目と目の間の幅を足し合わせた幅の半分が、目の中間(ちょうど顔の全体の1/2あたり)から鼻の一番下までの距離になります。

3:口のプロポーション

口のプロポーション

鼻から顎を三等分すると、上から1/3の位置に唇の中間が来ます。

2:耳のプロポーション

耳のプロポーション

耳は横顔の中央の位置から始まります。耳の一番上の部分は、ちょうど眉毛の位置にあります。下の部分も、だいたい鼻の一番下の位置に収まります。

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おすすめ書籍

・人体の描き方関連

やさしい人物画

ルーミスさんの本です。はじめて手にした参考書なので、バイブル的な感じがあります。

人体のデッサン技法
ジャック・ハムも同時期に手に入れましたが、比率で考えるという手法にルーミス同様に感動した覚えがあります。ルーミスとは違う切り口で顔の描き方を学べます。

・解剖学関連

スカルプターのための美術解剖学: Anatomy For Sculptors日本語版

スカルプターのための美術解剖学 2 表情編

一番オススメの文献です。3Dのオブジェクトを元に作られているのでかなり正確です。顔に特化しているので、顔の筋肉や脂肪の構造がよくわかります。文章よりイラストの割合のほうが圧倒的に多いです。驚いたときはどのような筋肉構造になるか、笑ったときはどのような筋肉構造になるかなどを専門的に学べることができ、イラスト作成においても重要な資料になります。

アーティストのための美術解剖学

こちらはほとんどアナログでイラストがつくられています。どれも素晴らしいイラストで、わかりやすいです。文章が少し専門的で、難しい印象があります。先程紹介したスカルプターのための美術解剖学よりも説明のための文章量が圧倒的に多く、得られる知識も多いです。併用したほうがいいのかもしれません。

・遠近法関連

パース!

これが一番おすすめです。難易度は中です。

超入門 マンガと図解でわかる! パース教室

これは難易度は小ですが、とてもわかりやすく説明されています。

スコット・ロバートソンのHow to Draw -オブジェクトに構造を与え、実現可能なモデルとして描く方法-

難易度は大ですが、応用知識がたくさんあります。

・色関連

カラー&ライト ~リアリズムのための色彩と光の描き方~
やはりこれですかね。

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