【アナログ】正方形を分割する方法
5分割か6分割か
6分割は作りやすいけど、5分割は作りにくい。
実際に紙と鉛筆を用意して正方形で5分割と6分割を作ってみてください。どちらが作りやすいでしょうか。
2分割できればその乗数の分割が可能になります。つまり2,4,8,16…といったような2のn乗の分割ができます。2倍ずつ増えていくわけですね。
クロス線を使うことにより、たいていの図形は2分割にできます。したがって一度3分割してしまえば、そこから6分割、12分割とできます。5分割の場合も10分割、20分割とできます
一度3分割や5分割ができてしまえばそこから分割してくのは簡単です。しかしいわゆる素数の最初の分割がむずかしいのです。
2,3,5,7,11などの正の約数が 1 と自分自身のみであるもののことを素数といいます。
分割は縦(もしくは横)のみによる分割と、縦と横による分割に大きく分けることができます。例えば正方形の中心に縦線を引くと、2分割されます。さらにその正方形の中心に横線を引くと合計4分割されます。
縦(もしくは横)のみを4分割したいのか、縦と横を合わせて4分割したいのかは異なる分割ということです。
2分割もしくは4分割する方法
線が対角線の中心に当たるように線を引けば、ちょうど2×2マスできます。縦と横を2分割すれば合計4分割したことになりますね。
このように対角線を引くと、半分の線の長さがわかるという規則があります。たとえば4分割の内の1分割の半分の長さをしりたければ、さらに対角線を引けばOKです。
3分割もしくは9分割する方法
3分割は4分割からの応用になります。4分割をした後、さらに三角形を中心に向かって作成しましょう。青い線です。
さらに青い線と、赤い対角線が交わるように線を引いていきます。
横にも線を引けば3×3マスの分割(9分割)が可能になります。
6分割もしくは36分割する方法
3分割(9分割)をさらに6分割(36分割)にすることもできます。
基本原則として対角線を引けば2分割できるということを最初に学びました。3分割のうちの1分割の対角線を引けば、3×2で合計6分割になります。対角線は必ずしもクロスさせる必要はなく、片方の斜線だけでもOKです。
6分割の縦の線と、最初に2分割した赤い線が重なるところに横線を引くと6×6マスに分割できます。
5分割もしくは25分割する方法
25分割は6分割から応用させてつくります。5分割はすこしヤヤコシイので注意です。
6から7ではなく、5から7なので注意してください。5から7への線を引いた後、6分割の縦線と重なるところにチェックを入れていきます。横線ではないので注意です。
チェックしたところに横線を引いていきます。これで横を5分割できました。
縦に5分割したい場合は、4分割の線(赤色)を利用します。4分割の線(赤色)と5分割の横線(緑)が交わるところにチェックを入れて、縦に線を引くだけです。
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”snuf.jpg” name=”toki”]かなりメンドクサイですね[/speech_bubble]
はい。
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”snuf.jpg” name=”toki”]面倒くささを回避する方法とかないんですか?[/speech_bubble]
とくにないですね。あるといえばありますが、それは後ほど記事します。ざっくりいえば基準線の定義を行い、その線を伸ばしていく地道な方法です。
アナログでは定規を使ったり、マス目がはいった紙をつかったり、マス目があるバインダーの上で描いたりといろいろ楽に5分割できる方法は考えられます。ただフリーハンドとなると、この分割方法しかないでしょうね。他にもあるかもしれませんが、現段階で私が知っているのはこれだけです。
デジタルではこうした分割は簡単にできてしまいます。デジタルの定規を使ったり、グリッド線を使ったりすればいいだけです。グリッド線の分割を5分割にすれば、5分割の図形が簡単に作れます。あるいは基準線をコピーペーストしてもつくれます。
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