アクリル絵具とはなにか

定義

アクリル絵具(英:Acrylic paint):顔料をアクリル樹脂で固着させた絵具。速乾性があり、変色しにくく、色落ちしない。

アクリル樹脂(あくりるじゅし,acrylic resin):アクリル絵具の展色剤として、エマルションの状態で使用される合成樹脂*1。アクリル酸またはメタクリル酸のエステルを主成分とする樹脂の総称。無色透明で耐候性に優れている。※耐光性とは野外で使用する場合に変形、変色、劣化等の変質を起こしにくい性質のこと。

エマルション(英:emulsion):アクリル絵具ではアクリル樹脂の粒子が液体中に分散している乳液状の物質を言う。安定性がある。エマル”ジ”ョンという言い方は誤り*1

特徴

アクリル絵具のいいところ

アクリル絵具は油絵具と比べると厚塗りや透明表現が苦手ですが、フラットでムラのない色調表現や鮮やかな発色が利点です*5。

1:水性

アクリル絵具は水を希釈剤として用います。つまり水に絵具を溶かして描くということです。水を希釈剤として使うので油絵具などに比べても片付けが簡単で臭いも少なく、特別な科学的知識が必要ないという利点があります。

たくさん水を使えば水彩の透明になり、水をあまり使わなければ不透明になります。柔軟性が高い絵具といえます。

透明画法と不透明画法を組み合わせることによって油彩画特有のスカンブル、グラシ、インパスト等の技法をとりいれることもできます*1

2:耐水性

一度乾いてしまえば耐水性の膜を形成するので有機溶剤などを使わない限り溶解しません。水に溶けなくなるということです。

重ね塗りをするときに乾いた下層を溶かすことがなく描画が可能になります。

3:速乾性

他の絵具と比べても乾くのが早いです。乾くのを遅らせるリターダーという画用液もあります。

乾くのが速いのはメリットにもデメリットにもなります。乾くのが遅いということは修正がききにくいということでもあります。一度乾いてしまうと水彩絵具のように水で溶けなくなります。

4:耐候性
耐候性(たいこうせい,英:weatherability):太陽光・防雨・温度変化などに対し変質や劣化を起こしにくい性質(「小学館」)。

アクリル絵具の固着剤であるアクリル樹脂は耐候性があります。要するに丈夫ということです。アクリル樹脂は飛行機の窓や大型水槽などに使われることもあります。アクリル樹脂は顔料と固着剤の他に助剤として防腐剤や凍結防止剤なども入っているので耐久性もあります。また、亀裂や黄変が起こりにくく、カビも生じにくいです*4

5:清澄性(透明性)

清澄性(せいちょうせい):澄(す)んでいて清らかなこと。

透明な画面:光源からの光は、表面の絵具層を通過して下層まで到達し、反射してくる。下層が透けて見れる状態である。つまり透明な画面になっているわけである。下層で反射する光はその分だけ道程が長くなるし、固着剤の中を通過するときは空気中を通過するときよりエネルギーの消費が大きいため、入射光に比べて弱くなっている*3

https://youtu.be/U6WTB_KUwOI

油絵具による透明性

https://youtu.be/AqlbFMghezA

アクリル絵具による透明性

 

油絵具ほど透明度はないですが、油絵具の次に透明度が高い絵具です*2。アクリル樹脂は油の次に透明度が高く、油よりも無色性が高いです*2。無色で透明度が高いため鮮やかな色や蛍光色も絵具にすることができます*5

まず透明水彩と油彩の透明度は同じ透明でも意味が違います。透明水彩は支持体の紙の白さが透けて見えることで透明度を表現しています。水彩の場合は水分が蒸発するので水を通して顔料が透けてみえるという透明さは得られないのです。油彩は油自体の透明度によって顔料が透けて見えるという意味で透明度を表現しています。ではアクリル絵具はどちらの意味で透明になるのでしょうか。

*1

*2

*3(aは油絵具bは透明水彩cは不透明水彩)

この問題を理解するためにはアクリル樹脂を理解しないといけません。アクリル樹脂の原料はアクリル酸エステルで、これは液体です。このアクリル酸エステルを水中で互いに反応させるとアクリル酸エステルの分子一個一個が基本単位となり、鎖のようにくっついて大きな分子の塊となります。この基本単位をモノマー、大きな塊をポリマーといいます。小さな分子がくっついて大きな分子になることを重合といいます。

水の中にアクリル酸エステル同士がくっついて大きな分子となり、均一に浮いている状態です。液体の中に別な液体が浮いている状態をエマルション(乳濁液)といいます。水(液体)の中にアクリル酸エステルの(液体)が均一に浮いている状態です。こうした状態を乳化重合といいます。

アクリル絵具にはアクリル酸エステルの他に顔料や助剤が入っています。水が蒸発することで水の中に浮いていたたくさんのポリマーはお互いにくっついて皮膜を形成します。この被膜のおかげで顔料は紙などにくっつきます。アクリル樹脂の半分は水なのでその分(四分の一)蒸発します*5。つまりアクリル絵具を水で溶かさずそのまま使っても水分が含まれているということです。アクリル樹脂がもともと水に溶けているわけではなく水の中に浮いているだけというのはポイントです。乾燥後水に溶けないのはそのためです。

油絵具に比べてアクリル絵具は水分が蒸発する分だけ体積が減るので、透明度が下がります。かといって水彩絵具のように顔料がむき出しということにはならず、ある程度顔料をアクリル樹脂が包んでいる状態になります。そうした意味でいうと水彩絵具よりは本質的に透明ですが、油絵具の透明度にはかなわないということになります。油絵具よりも屈折率も低くなります*5。体積が減るということは顔料密度が大きくなるのでその分不透明になります。

「200のQ&Aでやさしく学べるアクリル画」という本には「アクリル絵具は、厳密には不透明な絵具なのですが、白を混ぜなければある程度は透明なので、何も加えていない赤や青を他の色の上に塗ったときに、下の色が完全に見えなくなることはありません。その上の色から透けて見えるので、たくさんの層を重ねて様々な効果を作り上げることができるということが、アクリル絵具の利点の1つです(94P)。」とあります。

水彩絵具よりも本質的に透明ですが油絵具よりは透明ではないという中間的な立ち位置にあるのがアクリル絵具の特徴だと思います。また透明・不透明というのは顔料の種類や水の量、画用液の使用等で変わってきます。アクリル絵具に加える水の量を減らしたり白色の絵具を加えると不透明になります。逆に水の量を増やしたりグロスメディウムを加えれば透明になります。ただし水を使いすぎると耐水性や固着力が下がる問題があります。

6:付着性

接着力が強いので多くの素材に利用することができます。キャンパス、壁、石、紙などさまざまな支持体に使うことができます。酸化しないので地塗りの必要はありませんが、地塗りをしたほうが固着や発色がいいみたいです*3。油やガラスはあまり適していないのでガラスなどはサンドペーパー等で下処理をする必要があります。

アクリル絵具のマイナス面

1:油彩画と違って色にコク、深みがない

油絵具は乾燥後も体積があまり減りませんが、アクリル絵具の場合は水分が蒸発するので体積が減ります。体積が減ると透明度が低くなってしまいます。

「油彩画は、乾性油が酸化して、中に顔料を顔料を抱え込むようにして被膜を作りながら支持体に固定する。反面、アクリル絵具は、水分が蒸発する分体積が減り、アクリル合成樹脂が皮膜を作って支持体に固定するが、油彩画の被膜ほど厚くなく、コクもないため、色が痩せて見えるのである*5

油絵具の透明性や深みにはアクリル絵具はかなわないみたいですね。水分が蒸発したときの肉やせや光沢低下のせいで今後以下に改良が進んでもアクリル絵具がそのまま油絵具に置き換わることはない*1とまでいわれています。とはいえアクリル絵具の利点は柔軟性や使いやすさ、耐久性にあるので総合的にアクリル絵具が油絵具に劣っているというわけではありません。

2:乾燥が速い故にぼかしにくい

油彩画のぼかし表現には不向きといわれています。いわゆるウェットインウェットなどの技法がしにくいということです。絵具、筆、パレットなどは速く使う必要があります。乾燥遅延剤(リターダー)を使用して乾燥を遅らせることはできますが水に溶けやすくなる場合があるので注意して使う必要があります*3

ウェット・イン・ウェット技法:画面上で絵具が濡れているうちに、別の絵具を塗り重ねること。レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519)はウェットインウェット技法を利用することで(柔らかな煙のようなぼかしの)スフマート技法を確立した*3
3:再溶解しないので一度つけた色を取り除くことが難しい

溶解とは物体が液体に溶けることです。アクリル絵具は一度乾いてしまうと水で溶けなくなります。水彩画のように色を取り除くことが難しいということです。

4:乾燥後体積が減るため、色が痩せて見える

透明の項目で解説したとおり、アクリル絵具は水分が蒸発すると体積が減ってしまいます。

5:乳白色したアクリル樹脂が乾燥後透明になるため、絵具の明度が乾燥後下がる

アクリル絵具は塗ったばかりで濡れているときは表面に光沢があり、明るく見えます。しかし乾くと表面がマットになり、暗く見えます。乾燥には数分かかる場合もあるので、塗っているときはいい色だと思っていても乾くと自分のイメージ通りの色ではないということがあります。

明るくなる理由は濡れているときアクリル樹脂は乳白色をしているからです。乾くと透明になるため白色部分が透明になり、暗く見えるというわけです。基本的に透明のほうが暗く、不透明のほうが明るいです。透明な氷より不透明なかき氷のほうが明るく見えるのと同じです。透明であるということは光が中まではいってくるということであり、その分光のエネルギーが小さくなります。表面で多く反射する不透明のほうが光が小さくならないので明るく見えます。

慣れてくればわざとすこし明るめの色を最初から塗っておけば乾いてもイメージ通りの色ができます。

アクリル絵具の多様性

多様性

アクリル絵具は他の絵具の表現とほぼ同じようなことができます。油絵に似せた画風で描くこともできますし、水彩に似せた画風で描くこともできます。油絵で使う技法や水彩で使う技法も使えるものが多いです。しかし油絵独自の良さや水彩独自の良さを超えることは難しいのである意味器用貧乏ともいえるかもしれません。むしろ他の技法を組み合わせて使う、あるいは他の絵具と同時に使う(ミクストメディア)ことができるといった多様性がアクリル絵具の利点です。

アクリル絵具の技法

ブレンディング
ブレンディング(英:blending):ある色(色調)を他の色に支持体の表面上で溶け込ませて、色と色の明確な境界をなくした状態にすること*6

https://www.youtube.com/watch?v=9E0xsWf1nkQ

アクリル絵具は乾燥が速いのでブレンディングが不得意です。乾燥する前に手早く色をブレンド(混ぜる)必要があるからです。

アクリル絵具でブレンディング技法を使いたい場合は予め紙を濡らしておく方法があります(ウェットインウェット)。そうすることで乾きにくくなり、ブレンディングがしやすくなります。絵具を厚く使えばその分乾きも遅くなるので、厚く使うという方法もあります。また乾きを遅らせる画用液(リターダーなど)を使う方法もあります。

ドライブラシ(dry brush):水で濡らさず乾いた筆に絵具を付けて、軽く表面にこすりつけることで柔らかくすれた効果を得る技法。筆の毛の部分を指で広げて使うこともある*6。筆に絵具を少しだけつけて表面の限定された部分に塗り、その塗った色のかすれたところから部分的に下の色を透かして見せることで色と色を溶け込ませる技法。

https://youtu.be/G6ZCF232x34

ドライブラシという方法を使ってブレンディング技法です。ブレンディングするための扇形の筆もあります。

ウェットインウェット
ウェット・イン・ウェット技法:画面上で絵具が濡れているうちに、別の絵具を塗り重ねること*1。レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519)はウェットインウェット技法を利用することで(柔らかな煙のようなぼかしの)スフマート技法を確立した*3。濡らした表面に塗った色が滲(にじ)んで広がり、自然に違う色と混ざり合う技法*5。

https://youtu.be/qeFSARUhlRE

透明水彩のように塗りたい場合はブレンディングのときにウェットインウェットを使うという方法があります。あらかじめ紙を濡らしておくことで乾きにくく、色がにじんで混ざりやすくなります。

グレーズ
グレーズ(日:上塗り,英:glaze):十分に乾燥した画面の上に絵具を薄く引き伸ばすことで、油絵具の透明性は最も効果的に発揮される。明るい画面の上に透明色を薄く塗り伸ばすことをグレーズという油を多く使って絵具を薄め、半透明色にして塗る技法をグレーズ、グラッシ、透層ともいう。透明性のある絵具の膜を、違う色の絵の具の上に薄く塗りつけること(アクリル絵具)*6

https://youtu.be/33_OjNxC15k

アクリル絵具は厚塗りは不得意ですが、上塗りは得意分野です。グレーズは透明な絵具を別の色の上に塗り重ねる方法です。グレーズの効果をだすためには下に塗る色を上塗りの色よりも薄くする必要があります。グレーズを塗る場合は水で薄めたりメディウムで薄めたりするとより透明になります。グロスメディウムは絵具の透明度と光沢を高め粘度を下げます。下が青色で上のグレーズが黄色の場合、全体的に緑色に見えるといった色の変化を起こすこともできます。

ブロークンカラー
ブロークンカラー(日:色彩混合;視覚混合,英:broken color):絵具を平たく塗りつけ、画面上にその色のストロークを他の色と溶け合わさずにそのまま残す塗り方。塗られた色が視覚の上で混じり合って見えること(色彩混合)*6。

https://youtu.be/3aYObKzppoI

https://youtu.be/C6wByaqlNNs

ブロークンカラーは基本的に不透明色で下地の色の上に平たく異なる色を載せていく方法です。混ぜ合わせるのではなくパッチワークみたいに併置していくことで混ざったように見せる技法ともいえます。

実際パソコンなどのディスプレイの色は実際に混ぜ合わせているのではなく異なる色を併置して混合色を表現しているらしいです。そうした技法を絵画的に表現するとブロークンカラーになるのかもしれません。もっともディスプレイの場合は数ミクロン単位の細かい併置なので絵具で混ぜた色とほぼ同じ効果なので少し意味合いが違います。

スカンブリング
スカンブリング技法(日:擦(こす)りぼかし伊:scumbling):下色がとぎれとぎれに見えるように、半透明か薄く溶いた不透明絵具を上から粗く塗る方法。スカンブルともいう。パステル画の場合、パステルの腹を使い軽くこすって色を重ねると、下に塗ってあったパステルの色の一部が後から重ねた色の間から見える*1。油彩画ではヴェラチーラと呼ぶ。グレーズの反対の概念にあたる。不透明な絵具を違う色の絵の具の上に塗り、下の色をところどころ透かしてみせることで、かすれた起き上がりの効果を出す(アクリル画)*5

https://youtu.be/1Hu_e9v5dwk

下の色が乾いてから出ないとスカンブリングできないので速乾性のあるアクリル絵具にむいている技法といえます。油絵では乾くまで時間がかかります。絵具をグロスメディウムやマットメディウムで混ぜれば半透明のスカンブリングができます。

インパスト
インパスト(日:厚塗り,伊:impasto):絵の部を多めに使って画面に置く・載せるようにして描く技法*7。重厚なテクスチャーや生き生きとした表情を作るための絵具の厚塗。ペインティングナイフや硬毛筆を使って絵具を盛り上げる*1。アクリル絵具や油絵具を厚く盛って塗ることで表面に質感を作り上げる技法*6

https://youtu.be/ptq-Jlm7e6Y

アクリル絵具は厚塗りが苦手です。なぜなら乾燥後に水分が蒸発して体積が減ってしまうからです。油絵具の場合は体積が減りません。アクリル絵具を水で溶かさず直接使ってもアクリル樹脂自体に水分があるので蒸発します。アクリル絵具で厚塗り技法を使う場合は絵具にジェルメディウムを加えて厚みをつける方法が効果的です。厚塗りはパレットナイフを使うことが効果的です。

厚塗りは筆跡を強く残せるので強い印象を見ている人に与えることができます。絵の一部、肌などに厚塗りをすることによって立体感を表現できます。上の花の画像では花びらを厚塗りすることで前に浮き出ているような印象を与えています。

厚く塗りすぎると乾くのに時間がかかります。乾いていない状態で色を重ねると色が混ざってしまうので注意しましょう。

マスキング
マスキング(英:masking):作品中の絵具をかけたくない部分にあらかじめマスキングテープや和紙などを貼って、後から塗る絵具がかからないようにすること*1

https://youtu.be/hYdMa3LkNEo

きれいでまっすぐな線を筆だけでひくことは難しいです。定規を使ったり、マスキングをする必要があります。円形にマスキングしたい場合はマスキング液などがあります。

スパッタリング
スパッタリング(日:霧吹き,英:sputtering):指で絵具のついた筆の毛を弾いて、絵具を小さな粒子として表面に飛ばし、まだらな質感を作る技法*6
モデリングペースト
モデリングペースト(modeling paste;texture paste):アクリル絵の具と混ぜるためのとても粘り強い画材で絵の具を厚く盛り上げたり、重みのある質感を出したりすることができる*6

https://youtu.be/OacfuSPNC4g

モデリングペーストは支持体に質感のある下地を作るための下地用メディウムです。絵具と混ぜて使うことができます。アルミホイルやタオルなどを押し付けて使うことで質感を表現できます。こうした技法を「型押し技法」といいます。

スグラフィート(日:ひっかき,英:sgrafito):質感を作るテクニックで、上の層の乾いていない絵の具を引っ借りたり拭き取ることで、下の層の乾いた絵の具が見えるようにする技法*6。語源はgraffiare(イタリア語でひっかく)。

https://youtu.be/p5YDUN6cR2s

ナイフなどで削っていく方法があります。

ハッチング
ハッチング(英:hatching):描画技法のひとつで色を塗って形を作るのではなく複数の平行線を使って形を描くテクニック*6。細かい平行線で陰影を入れて、色調のグラデーション(段階)をつくる。下書きに用いられることが多い。
ブロックイン
ブロックイン(英:block in):絵を描く時の一番最初の段階で、いちばん重要な形や構図を色や明暗でおおよその位置に描く技法*6。
ウォッシュ
ウォッシュ(日:薄塗り,英:wash):絵の具をごく薄く溶いて、地肌が透けて見えるように薄く淡くつけること。主に水彩絵具を使った透明画法でも用いられるが、パステルをすりつぶして細かな粉にし、筆か脱脂綿で広げれば、パステルのウォッシュもできる*1。一筆では濡れないような広い範囲を均一に平塗りしていくこと。ウォッシュによってできた淡いトーンを重ねていくことで、調子の変化を作れる*6

アクリル絵具と水彩絵具の違い

透明水彩の欠点として重ねすぎると下の色が溶けて色が混ざったり、濁ったりしてしまうことが挙げられます。水彩絵具は水溶性はありますが耐水性がないのです。それに対してアクリル絵の具は水溶性も耐水性もあり、水彩絵具より乾燥も速いので色を重ねやすいです。アクリル絵の具は水で多く薄めれば透明水彩風にもでき、水の加減次第ではガッシュ風にもできます。薄く使えば透明水彩のような支持体上での混色が可能になり、濃く使えば油絵やガッシュ風に混色させない塗り方が可能です。

長所は短所にもなるので一概にどちがら優れているとはいえません。耐水性や速乾性があるということは、色を修正しにくいということでもあります。

アクリル絵具と油彩絵具の違い

アクリル絵の具と油彩絵具違いは主に透明性にあります。清澄性の項目でも説明しましたが、アクリル絵の具は乾燥すると体積が減るのでその分透明度が低くなってしまいます。アクリル絵の具にクロスメディウムなどの艶出し剤を混ぜると透明度は上がりますが、深みがないそうです。アクリル合成樹脂は乾性油の深みのある光沢な質感と違い、人工的で軽い質感があると指摘されています*6。

アクリル絵の具は油絵具のようにホワイトスピリットやテレピン油といった毒性のある油彩用の液剤を使わなくてもいいといった利点があります。また油彩絵具よりアクリル絵具で描いた絵のほうが耐久性があります。

 

*2

上記の画像に示されているように透層、つまりグレーズはアクリル絵具より油絵具のほうが優れています。しかし点描や研磨はアクリル絵具のほうが優れています。

研磨は水彩絵具や油彩絵の具よりも優れていて、アクリル絵具唯一の描画法といっても過言ではないらしいです。

この文献によると研磨とは「上層の絵の具層の一部を隔離させて、下層の絵の具層を見せることで、結果的に上層と下層の2色の色相が表出されることにより点描やハッチングと同様の視覚混合の効果を得る技法。下層の絵の具を厚く、もしくは好みのマチエールをつけておき、上層の絵の具を隔離させた際に下層の凸部が表出されるようにする方法」らしいです*5。アクリル絵具の場合は上層が生乾きのときに水に濡れた布でこする方法、水を使って耐水ペーパーでこする方法などがあります。

分類

 

顔料(がんりょう,英:pigment):色の粉。水、油、溶剤などに溶けない、化学的、物理的に安定している微粒子状の個体で、物に色、意匠(デザイン)効果、機能を与えるもの。絵具、印刷インキ、塗料、プラスチック、化粧品などに用いられる。有機顔料と無機顔料があり、有機顔料は主に着色顔料として用いられる*8

展色剤(てんしょくざい,英:vehicle):顔料と混ぜ合わせて、絵具、塗料、印刷インキなどをつくる液体成分。天然樹脂、合成樹脂、繊維素、膠(にかわ)、澱粉(でんぷん)、植物油、カゼイン溶液などが用いられる*8

 

絵の具は基本的に顔料と展色剤でできています。顔料はいわゆる色の粉で展色剤は主に固着剤です。色の粉を固着剤でくっつけているということです。そして固着剤の違いが絵の具の違いになります。油を使えば油彩絵具、ゴムを使えば水彩絵具、合成樹脂を使えばアクリル絵具になります。

アクリル絵具は水性と油性のものにわかれます。絵画によく使用されているのは水性エマルション系の絵具です。溶剤系は塗料などに使用されています*3。水性の可溶化型は描画用インクやエアブラシに使われています*4

アクリル絵具の画用液

(「絵具の科学」,121P参考)

画用液(がようえき,英:art solutions):画用液というのは、絵画技術上のいろいろな目的で使用される液状ないしはペースト状の補助材料の総称である。個々には絵具に流動性を与えるものもあれば、抑えるものもある。画面に艶(つや)を出させるものも、艶を消すものもある。油彩画・水彩画を問わず、首位である絵具の持ち味を存分に発揮させるためにも、制作後の画面に適切な処理を施すためにも、画用液は重要な役割を演じる*8。

画用液は絵の具の持ち味を発揮させるために必要不可欠な存在です。アクリル絵具は水だけでも絵を描くことができますが、画用液があれば表現の幅が広がります。

下地塗りに使用するもの

下地処理剤

プライマー(英:primer):絵の具の接着性を高めるために下地に最初に塗るもの*4

シーラー(英:sealer):板などからヤニがわいてこないように封じ込める役割をするもの*4

水が染み込みにくい素材に描くとき、あるいは吸収性の強すぎる素材に描くときにプライマーを使います。水が染み込みにくい素材はガラス、金属、プラスチック等です。水が染み込みすぎてしまう素材は珪酸カルシウム板や石膏ボードです。それぞれの素材用のプライマーがあります。

木などのヤニやアクを防ぐためのヤニ用シーラーなどがあります。

下地塗料
ジェッソ(英:gesso):主に地塗り剤として支持体(キャンパスや板などの絵を描きつけるための素材)の目止め(表面を滑らかにすること)、絵の具の定着、発色の補助の役割がある。アクリル絵具メーカーが「チタン白+炭酸カルシウム+アクリルエマルション」によってできる簡便な下地材に対してジェッソと名付けたから通称名として広がった*4。

*4

白色のジェッソと有色のジェッソ(カラージェッソ)があります。白色のジェッソやクリアジェッソにアクリル絵具を混ぜて下地を作ることもできます。

炭酸カルシウムの粒子サイズによって表面のザラツキ感が増していきます。SサイズからLLサイズまであります。

クリアジェッソといいう下地塗料は通常のジェッソからチタン白を除いた半透明タイプのジェッソです。先に書かれた下絵やデッサンを消してしまうことなく地塗りができます。

盛り上げ

モデリングペースト(modeling paste;texture paste):アクリル絵の具と混ぜるためのとても粘り強い画材で絵の具を厚く盛り上げたり、重みのある質感を出したりすることができる*6。基本的にはクレーや炭酸カルシウム、あるいは天然の粗い無機物物体などとアクリルエマルションからできている。通常はナイフやコテを使って基底剤に塗り、乾いた後に直接着彩するかジェッソを塗り重ねてから使用する*4。

マチエール(matiere):材料。材質。特に美術では、さまざまな素材や、その種々の使用法によって作り出された画面の肌および、その材質感のこともいう(「日本国語辞典」)。

モデリングペーストはマチエールをつくるための盛り上げ用下地材です。粒子の細かいものや粗いものなどの違いがあります。

制作中に使用するもの

溶剤

揺変性(ようへんせい;チキソトロピー,英:thixotropy):静置状態では流動性をもたないゲルが、かきまぜたり、震盪しんとうさせたりすると流動性をもつゾルになり、これを静置すると再び元に戻る現象。実用上、塗装などで重要。チキソトロピー。チクソトロピー。シキソトロピー(三省堂)。アクリル絵具は揺変性をもつ*4。

アクリル絵具は揺変性をもつらしいです。難しい言葉ですね。アクリル絵具をチューブから押し出すと流動性を持ち、出してから静止すると固体状になるのはなんとなくイメージができます。かき混ぜると粘度が低下して流動性を持つが、かき混ぜるのを止めると粘度が戻り流動性がなくなります。

この揺変性をアクリル絵具はもっているので筆伸びが悪く平塗りがしにくいらしいです*4。平塗りをしやすくするための画用液が「溶剤」です。

溶剤(ようざい,英:sorvent):展色剤および媒材を科学的変化を伴わず、一次的に溶解させ、その後すべて蒸発してしまう液体を溶剤という。水やテレビン油、ペトロール油など*9。

アクリル絵具では基本的に溶剤は水だけでもOKですが、筆伸びをよくするためにアルコールやグリコール類などの親水性溶剤を用いることがあります。

表面張力(英:surface tension):液体に働く、その表面積をできるだけ小さくしようとする力。分子間の引力によって、表面の分子が内部から引かれるために起こる(「小学館」)

水はアルコールにくらべて表面張力が高いです。表面張力が高いということは自ら丸まろうとする性質があるということであり、筆伸びが悪くなるということです。水は72.8mN/mなのにたいして、エタノールは22.6mN/mです。薄くフラットに塗りたいときだけ水ではなく親水性溶剤を用いる方法があります。商品名としてはペンチングソルベントなどがあります。

エマルション系メディウム

エマルション(;英:emulsion):アクリル絵具ではアクリル樹脂の粒子が液体中に分散している乳液状の物質を言う。安定性がある。エマル”ジ”ョンという言い方は誤り*1。

アクリル絵具のアクリル樹脂は基本的に水性エマルション系です。エマルションとは水の中にアクリル樹脂の粒子が浮かんでいる状態なのです。このエマルションのおかげで顔料が紙などの支持体にくっつきます。エマルションが多いほどくっつく力が大きく、透明度が高いです。エマルションの量を増やせば透明性、光沢、固着性が上がります。

市販のアクリル絵具は平均的な性質をもっているので画用液のエマルション系メディウムを足すことにより透明度を挙げたり、光沢を上げたり、固着性を上げたりします。絵のテーマや作風によってそれぞれの度合いが異なるので調整が必要です。

また油絵では徐々に固着剤(乾性油)を対していくのが普通だといわれています。つまり下書きには固着性や透明度、光沢度などは低めにして中盤から徐々に固着剤を足していって描きすすめるのが普通らしいです*4。油絵が使われるようになりはじめたブランドル派では不透明な絵具を下層に、透明な絵の具を上層にといった具層構造をもっていたことからもわかります。もちろんこうした具層構造でなければいけないというわけではありません。印象派はそうした具層構造がないものが多いです。

アクリル絵具でも油絵と同じように中盤から徐々にエマルションを加えて透明性や光沢性、固着性を上げていったほうがいいらしいです*4

高粘度タイプのジェルメディウムをアクリル絵具に混ぜて使うと厚塗りがしやすくなります。もともとエマルションは水分を含んでいるので蒸発後に面積が減り厚塗りにむいていないですが、ジェルメディウムを加えることによって厚塗りがしやすくなります。ただし油絵と同じような深みを出すことは難しいらしいです。

商品名としてはグロスメディウム、ポリマーエマルション、グロスポリマーなどいろいろな呼び方があります。つや消しにはマットメディウムが使われます。厚塗りには高粘度のジェルメディウムが使われます。不透明度を上げる画用液にはオペークメディウム、調合メディウム(水、湿潤剤,アクリルエマルション配合)にはペンチングメディウムなどがあります。

乾燥剤
リターダー(英:retarder):アクリル絵具に混ぜて乾きを遅らせる透明な画材*6。使いすぎると絵の具の質を損なう*1。保水性のグリコール類と増粘剤からできている。

リターダーを使いすぎると絵の具の質を損ないます。表面と内部の乾きが違うことで歪みをお越し、収縮が激しくなることが原因です。また保水性も配合されているので耐水性もいくらか失われます*4。耐水性が下がると重ね塗りするときに下の層と上の層が溶け合ってにじんでしまうことがあるので注意です。

商品名としてはリターディングメディウムやガレリアアフルイドリターダーなどがあります。

制作後に使用するもの

ワニス

アクリル絵具は他の絵の具に比べて耐候性、耐久性が高い絵の具です。耐光性は顔料比率の差による油絵具よりアクリル絵具のほうが低いので*4、紫外線防止剤が入った画用液など完成後に塗りつけるといいかもしれません。

ワニス(英:vanish):仕上がった画面の被膜で、画面にツヤを出したり逆にツヤを消したりする*1

一般的に画面保護剤としてグロスワニスをつかいますが、塗り直しすることを考慮するならスプレー式ワニスのほうがいいらしいです。

洗浄・除去

洗浄

アクリル絵具は乾く前なら水でも修正がききます。乾いた後は耐水性がついてしまうので水では洗浄できなくなります。

洗浄剤グリコールエーテル系の溶剤が使われることが多いらしいです。商品名はストロングクリーナーです。

絵の具を乾いてから除去したい場合は樹脂を膨張させて除去するのが一般的だそうです*4。商品名はリムーバーWSです。

ミクストメディアとアクリル絵具

ミクストメディアとはなにか

ミクストメディア:アクリルとパステルなど、2つ以上の画材を使う方法*6

アクリル絵具他のどんな画材よりもミクストメディアに向いているそうです*6。パステル、透明水彩、ガッシュ、インク、クレヨン、コンテ、チョーク、木炭、鉛筆などさまざまな画材と一緒に扱うことができます。

ペンとアクリル絵具
ライン&ウォッシュ:ペンで描いた下書きから平らに薄塗りしていく技法。水彩でよく用いられる。塗り絵のようになってしまい2つの画材が関連しあわないという問題もある*6

ライン&ウォッシュという17世紀から受け継がれている水彩の技法がアクリル絵具でも使えるみたいです。アクリル絵具を水やメディウムを混ぜて薄めて使います。

油絵具とアクリル絵具

ただし油絵とアクリル絵具の組み合わせは注意です。アクリル絵具の下地の上に油絵具をのせることはできますが、油絵具の上にアクリル絵具を載せようとするとうまくいきません。アクリル絵具は水を含んでいるので、油と相性があまりよくないのです。ただしわざと下地にロウなどの油をひいて、上からアクリル絵具を載せる方法もあるみたいです(ロウによるはじき技法)。

ブロックイン(英:block in):絵を描く時の一番最初の段階で、いちばん重要な形や構図を色や明暗でおおよその位置に描く技法*6

油絵とアクリル絵具の組み合わせではブロックインの技法がアクリル絵具で使われるらしいです。乾くのが遅い油絵具でブロックインをしようとするとかなりの間待たなければいけません。それに対してアクリル絵具は速く乾くので相性がいいです。着彩は油絵具で上からする形式です。透明度でいえばアクリル絵具より油絵具が上であり、油絵具の基本は下は不透明、上は透明なので合理的ともいえます。

ガッシュとアクリル絵具

下描き(英:rough drawing;draft):単色の線で簡単に物体の形状や明暗を描くこと*6

地塗り(下塗り,英:ground coating):絵を描く時の最初の段階で、基本の色、絵の構図とそのトーン(色調)をおおまかに描くこと。ブロックイン技法で描かれたもの*6

ガッシュとは不透明水彩のことです。水彩絵具は乾いてからも修正できるのに対して、アクリル絵具は乾くと耐水性がついてしまうので修正しにくいです。

したがってガッシュとアクリル絵具を組み合わせる場合はアクリル絵具を下絵にしたほうがいいです。特にモノクロの下描きをするときにアクリル絵具が役立ちます。下描きのアクリル絵具は耐水性があるので、その上に水で薄めたガッシュを薄く載せてもにじんだり混色したりすることはありません。

水彩絵具とアクリル絵具

透明水彩絵具とアクリル絵具も相性がいいです。透明水彩をで描いていて不透明な色を使いたくなったときに使えます。ガッシュを使ったり、透明水彩に白色を混ぜたりすることでも不透明感は表現できますが、アクリル絵具のほうが濃いので存在感が強く、ガッシュのようにマットで無機質な感じにならないという利点があります。

コラージュとアクリル絵具

コラージュとはなにか

コラージュ(仏:collage):20世紀に現れた美術技法。フランス語で〈糊付け〉を意味する。1912年ピカソやブラックが始めたパピエ・コレが最初の作例で,新聞の切抜き,マッチ箱,糸,釘(くぎ),写真などの小片を貼りつけて,作品の造形性を高めようとした。ダダとシュルレアリスムに至って,断片的なイメージを組み合わせて新奇な連想,象徴,比喩(ひゆ)的な効果をつくりあげるようになった。エルンストの《百頭女》などが代表例。また三次元的な立体作品にもコラージュの語が適用され,後のアッサンブラージュへと発展した。1960年代に入ってからは音楽にも転用され,過去の音楽作品を引用する手法やミュジック・コンクレート,サンプリングによる作品を指して使われる(「百科事典マイペディア」)。

アクリル絵具は他の絵の具に比べてコラージュに適しています。なぜなら固着性が高いからです。貝殻、草、鍵、ビーズ、ティッシュペーパーなどなんでもくっつけることができます。ティッシュペーパーをはりつけてからその上に着彩するような技法もあるようです。

アクリル絵具の歴史

1920年代-1950年代

1920年代、アクリル樹脂の耐候性が注目される

メキシコの画家たちがビルに大きな壁画を描こうとしていましたが、油絵具では野外の天候にされされると質が悪くなってしまうので困っていました。そこで耐候性のあるアクリル樹脂をなんとか使えないかと画家や科学者たちが考えるようになりました。

1930年代、アクリル絵具が製造され始める

アメリカのパーマネント・ピグメントという会社が水性のアクリル樹脂エマルションで作られたリキテックスという絵の具を開発しました。しかしその頃はまだアクリル樹脂が高価だったため、絵画用の絵の具としてほとんど使われることはなかったそうです。ヘレン・フランケンサーラーやモーリス・ルイスといった画家はこの頃からアクリル絵具を作品に取り入れていました。

1950年代~

1950年代、アクリル樹脂の合成技術が進歩

アクリル樹脂が安く作れるようになったことで、アメリカでアクリル絵具が安く売り出されるようになり、絵の具として一般的に浸透していきます。フランク・ステラなどがアクリル絵具に注目しています。

1960年代、アメリカを超えて広がる

アメリカ以外にもアクリル絵具が広まり始めます。イギリスの画家であるデイヴィッド・ホックニーなどがアクリル絵具を作品に取り入れ始めました。

ポップアート(pop art)は、現代美術の芸術運動のひとつで、大量生産・大量消費社会をテーマとして表現する。雑誌や広告、漫画、報道写真などを素材として扱う。1950年代半ばのイギリスでアメリカ大衆文化の影響の下に誕生したが、1960年代にアメリカ合衆国でロイ・リキテンスタインやアンディ・ウォーホルなどのスター作家が現れ全盛期を迎え、世界的に影響を与えた(WIKIより)。

ロイ・リキテンスタインやアンディ・ウォーホルがポップアートムーヴメントを展開し始めます。抽象主義的な絵が増えてきます。

1960年代から1970年代にかけてフォトリアリズムの絵画がアクリル絵具で制作され始めます。1970年代から1980年代にかけては個人主義的なスタイルへ、1990年代に入るとより具象的な作品へと変遷していきます。

アクリル絵具を使っている画家

デイヴィッド・ホックニー

デイヴィッド・ホックニー(David Hockney、1937年7月9日 – ):イギリスの画家。1960年代にアメリカのカルフォニアに移り住みおよそ10年間集中的にアクリル画の制作に取り組んだ。不透明色を薄く塗った平面的な部分と絵画的な筆使いとのきわだったコントラストが見られる*1。

「Man in Shower in Beverly Hills」 1964 David Hockney born 1937 Purchased 1980 http://www.tate.org.uk/art/work/T03074

「Mr and Mrs Clark and Percy」 1970-1 David Hockney born 1937 Presented by the Friends of the Tate Gallery 1971 http://www.tate.org.uk/art/work/T01269

 

ポーラ・レゴ

マリア・ポーラ・フィゲロア・レゴ GCSE(Maria Paula Figueiroa Rego, 1935年1月26日 – )は、ポルトガルの画家、イラストレーター、版画家(WIKIより)。

「The Dance」 1988 Paula Rego born 1935 Purchased 1989 http://www.tate.org.uk/art/work/T05534

 

 

アンディー・ウォーホル

アンディ・ウォーホル[1](Andy Warhol、1928年8月6日 – 1987年2月22日)はアメリカの画家・版画家・芸術家でポップアートの旗手。銀髪のカツラをトレードマークとし、ロックバンドのプロデュースや映画制作なども手掛けたマルチ・アーティスト(WIKI)

「do it yourself」

 

 

参考文献

この中では「200のQ&Aでやさしく学べるアクリル画パーフェクトガイド」がアクリル画の参考書としてはおすすめです。よくある自分の作品の提示だけで数十ページ使う画集のような参考書よりもためになります。絵画組成ではアクリル画は数ページしか扱っていません。絵具の科学はアクリル樹脂の科学的知識や画用液に関する知識等が深まります。アートテクニック大百科はよくもわるくも概論的です。

1:「アートテクニック大百科」

2:https://www.jstage.jst.go.jp/article/shikizai1937/75/11/75_544/_pdf/-char/ja

3:「絵画組成」,武蔵野美術大学出版局,2019年

4:「絵具の科学」,ホルベイン工業技術部,(中央公論美術出版),2018年

5:https://ir.kagoshima-u.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=1323&item_no=1&page_id=13&block_id=21

6:「200のQ&Aでやさしく学べるアクリル画パーフェクトガイド」(マール社)

7:https://ci.nii.ac.jp/naid/40020489141

8:「色彩用語辞典」日本色彩学会(東京大学出版会)

9:「絵画制作入門」,佐藤一郎,東京藝術大学出版会,2014年

引用画像

1:https://www.jstage.jst.go.jp/article/shikizai1937/75/11/75_544/_pdf/-char/ja

2:https://ir.kagoshima-u.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=1323&item_no=1&page_id=13&block_id=21

3:https://www.jstage.jst.go.jp/article/shikizai1937/75/9/75_450/_pdf/-char/ja

4:http://zokeifile.musabi.ac.jp/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%BD/

toki

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アーティストに役立つような情報をまとめ、人間関係の手段として芸術が寄与すればいいなと思っています。学んだもの、考えたものは自分だけが独占するのではなく、共有するべきものだと思っています。
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